11月も間近となり、播くものも少なくなってきました。今日はしばらくの課題であった家の南側の栗畑を伐採しました。切ることはほぼ終了し、あとは根っこを引っこ抜く作業です。ここが畑になれば、鶏の緑餌を播いたり、水が引っ張れるのでハウスを建てたりしようかと思っています。木を一本切るたびに、空が広がっていきました。
日中は半袖で過ごしているのに、日が暮れると途端に空気が冷たくなってきます。温かいものをつつきたくなる季節になりました。というわけで今日はおでんになりました。ゆで卵や大根、練り物におでんのタレがしみわたり、冬が近づいていることを感じます。これではちょっと楽をしすぎなのでデザートにカボチャのアイスを作ることにしました。寒いのだか暑いのだか分かりませんが、おでんの後のさっぱりとしたアイス、というのもなかなかよろしいのではと思うのですがいかがでしょうか。
皮をむいて種を取り除いたカボチャを200g用意します。最近カボチャをカットする時どうしても鼻から嘆息めいたものが漏れてしまいます。カボチャの固い皮に包丁の刃を入れるとき「フ」とも「ム」ともつかないようなだらしない小さな音を発してしまいます。以前ならそんなものは腹の力で口のにグッと押さえられていたように思うのですが、もう若くはない、ということです。季節は流れ、寄る年波にあらがうことはできません。
続いて卵黄と卵白に分け、卵白を泡立てます。「これをメレンゲと呼びます」と力強くレシピには書いてあるので「そうだそうだ」とこちらも力強く同調します。泡だて器を使っていかにも「メレンゲ」らしいメルヘンチックな泡が現出してきます。このときの卵黄の置き場所というか一時避難場所ですが、ビギ夫は横着をし半分に割った卵のカラの中に入れておきました。これが何らかの理由で横に倒れ中のものが溢れてしまっているのを見た時、思わず「ん~」などという幼児的な声を発してしまいました。失敗の原因が明らかに自分の側にあるのに何かのせいにしようとしてイライラするという典型的な例で、外部の目からは非常に醜い姿として映ります。
メレンゲに卵黄、砂糖、生クリームを加えていきます。生クリームなどという贅沢なものを開封する以上、しっかりと家人の舌を満足させるような美味しいものを作るらなければならない、ということにようやく最近気がついてきました。続いて先程の皮をむいたカボチャをレンジで温めて柔かくし、フードプロセッサーで粉々にします。それにこの白いものを混ぜてさらに攪拌します。カボチャの粉々がさらに細かくなって液状化するまで回し続けて下さい。
冷凍庫に入れて1時間くらいで固まる、とあったのですが1時間半過ぎてもなかなか固まらず、でももうちょっとで全部固まりそうになっていたので家人には「あと10分」などと言っていたのですが、息子も学校で朝早いので早く寝かさなければいけないこともあり、妻より「固まってなくてもいいから早く出せ」との命を受け取り出すことに。
なるべく固まっている部分を取り出しながらいただきます。カボチャの甘みでまろやかな味に仕上がりました。夢中になって食べる末娘の姿をご覧になってもその美味しさがを分かっていただけるかと思います。スプーンでは我慢できずに皿をなめはじめる姿ですが、お下品ですので良い子は絶対にマネをしないようにお願いします。 

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